3月の園だより

エンゼルハウス
3月号

立春を迎え、春の陽気で暖かい日や急に冬に逆戻りをする日など
ジグザグ天気が続いていますが、
子ども達は毎日、お外で元気に遊んでいます。

2021年がスタートしてからも新型コロナウィルス感染症、
緊急事態宣言の延長など未だ終息にはほど遠いですが、
このコロナ禍でも様々な経験をしてきたことで
子ども達1人1人の出来る事が増え、自信や成長につながってきたように思います。

今年度も残り3月のみとなりました。
子ども達が充実した園生活を送れますように、引き続き感染予防に努め、
1日1日を大切に子ども達と過ごしていきたいと思います。
元気に卒園、進級が迎えられるように引き続き
手洗い、うがいの習慣を継続し、体調管理と予防に努めましょう。

　2月のお誕生日会を2月17日に行いました。

　今回のお誕生日会も前回に引き続き、縮小して行いましたが、子どもたちも縮小したお誕生日会に慣れ、ソーシャルディスタンスを保ちつつも、心を込めてお祝いする事ができました。

　2月のお誕生日はまのあくん2歳です。最近は言葉が増え、先生やお友達の言葉を真似して繰り返し、おしゃべりが楽しいようです。ろうそくも「ふー、だよ」と声をかけると真似をして小さな口をすぼめ、「ふー」と可愛らしく息を吹きかけていました！

　新しいお誕生日会の形になって、約1年になりますが、子どもたちはいつも楽しみにしてくれ、お友達をお祝いする気持ちは変わらないようです。

　隣でお祝いできない分、朝から、「おめでとう」と声を掛け合い、とっても心優しく成長してくれています！

　だからこそ、早く隣でお菓子を分け合い、おしゃべりしながらお誕生日会を行える世の中になると良いですね。

　まのあくんお誕生日おめでとう！

　エンゼルハウスの皆いつもありがとう！

　2月2日に豆まきを行いました。3日でなく2日となるのは、1897年以来なんと124年ぶりの事でした。

　子ども達は朝から、「鬼に会いたいなぁ」とウキウキしていたり、「鬼は怖いなぁ」とドキドキ緊張していたりの様子でした。

　そして、いざ、扉の向こうから大きな赤鬼がやってきました！！

　お兄さんお姉さんは、大きな声で、「鬼は～外、福は～内」と鬼をめがけて、豆を思いっきりぶつける事ができました。小さい子ども達は、赤鬼の迫力に圧倒され、涙を流し保育者にしがみついたり、遠く離れた所で見ていたりという様子でした。

　いよいよ、後半戦です。頑張って、皆で力を合わせ、豆まきをすると、鬼は逃げ腰になり、逃げていきました。

　心の中にいる鬼とエンゼルハウスにやってきた赤鬼を無事に退治する事ができ、ホッと一安心の表情を浮かべる子ども達でした。

　今年も、皆さまが、健康で幸せに過ごせますように。

　ひな祭りは女の子の幸せと成長を願ってお祝いする行事で、桃の花咲く時期と重なることから「桃の節句」とも呼ばれています。

　エンゼルハウスでも3月3日のひな祭りに向けひな祭り製作を行いました。

　今年はゆらゆらと揺れる立体の可愛いひな人形を作りました。お雛様、お内裏様のお顔はペンで描き、着物の部分はキラキラの折り紙と千代紙を使って貼り絵をしました。

　まだ自分で目や口を描くのが難しい小さい子は、先生に手を添えてもらいながら笑顔でペンを走らせ、折り紙をつまんで一生懸命貼り絵をしました。大きい子は上手に目や口を描き、鼻やほっぺも可愛いく描いていました。

　着物の部分の貼り絵では以前は集中力が続かず折り紙を沢山貼れなかった子も、隙間がなくなるほどキレイに貼り絵が出来るようになったり、のりを上手に使えるようになるなどそれぞれの成長が見られました。

　みんなの作ったお雛様とお内裏様を台座に貼り付け、個性豊かな作品台が出来上がりました。台座の紙皿の端をちょんちょんと触るとゆらゆら揺れるのを見て「ママやパパに見せる！」と、持ち帰るのを楽しみにしていました。

　ひなまつりは女の子の健康や幸せを願う日ですが、みんなの作ったひな人形をお家に飾り、女の子も男の子もみんなで健やかな成長を祈願し、楽しい桃の節句をお祝いしましょう！